2025年11月06日
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こんにちは。
弊社が創業以来お世話になっています瓦職人「竹本瓦工業所」様へ取材に伺いました。
今回お話を伺ったのは、2代目のご子息。小さな頃から先代の(お父様)の背中を見てきたこともあり、「瓦葺き職人」になる道が決まっていたとの事で、経営の傍ら現場へも同行されています。
日本家屋といえば日本瓦。高い耐久性、断熱性、遮音性、そしてメンテナンスの手間が少ない事が挙げられます。
竹本様に、「瓦の魅力」を聞いてみると、「やっぱり、美やね」と。どの角度から見てもビシッと揃っている瓦の外観は言葉では伝えるのは難しいけれど何とも言えない「美しさ」日本ならではの唯一無二の魅力ですね。おっしゃる通り、外観の美しさは主張しすぎないけれど、日本の街並みの景色の一つと思わせる存在感と日本家屋の「和」に魅せられる感じが、瓦葺き職人として愛してやまない魅力に繋がっているのではないでしょうか。




最近の屋根は、陶器瓦、ガルバリウム鋼板など耐久性もあり、なおかつ軽量化され大きな需要に繋がる要素が多くなってきています。日本瓦の需要が、ひと昔前に比べ少なくなってきていますが、家屋には屋根がつきものです。色々な素材があり屋根の形、素材も様々、対応してくれる職人さんがあっての事、伝統と熟練された技術に勝る保証はございません。日本の屋根を守ってくれる職人さんに感謝です。生成AIやネット社会が進む中、古き良き瓦葺き職人、特殊な技術・伝統を次の世代へ繋げていってほしいです。
お家が完成するまでに多くの職人さん、業者さんが、携わってくださっています。
創業以来お世話になっている竹本様。ご縁を大切にこれからも宜しくお願いいたします。
貴重なお時間を頂きありがとうございました。
R7年 建設部 酒井